PCメンテナンス知識6(3限目)

3限目も引き続きPCに関することについて書いていきたいと思います。

 

 

マルウェアの種類

 

まず、マルウェアについてですが、マルウェアとは、『悪意のある』ソフトウェアの総称です。「Malicious」(悪意のある) +「Software」(ソフトウェア)を組み合わせて作られた造語で、「不正プログラム」全体のことを指します。

 

 

マルウェアの種類は、ウイルス、ワーム、トロイの木馬などがあります

 

ウイルス:自己増殖する、他のファイルに寄生して存在する。

ワーム:自己増殖する、単体で存在可能。

トロイの木馬:無害ファイルになりすまし存在する

 

 

 

マルウェア感染は金銭、時間、信用の面で被害をもたらすため、事前に防ぐことが非常に大事です。そのため、事前に防ぐためには、セキュリティソフトの導入が必要不可欠になります。その上でマルウェアの種類について知識を深め、もし感染してしまっても適切な対応ができるようにしておくことが大切だと思います。

 

参考サイト一覧

マルウェアとは?その種類・感染経路と対策を徹底解説

 

 

 

 

 

 

 

・インターネットでのトラブル事例

 

実際にあった事例をいくつか紹介したいと思います。

 

・なんの説明もなかったのに、画像や動画を見ようとしたら突然料金請求画面になった。

・子どもがスマホを触っていたら、急に料金請求画面になった。

 

 

 

対応策

無視しましょう。

悪質なサイト、いわゆる「ワンクリック詐欺サイト」にアクセスした可能性があります。表示されている連絡先にメールや電話で連絡をしてはいけません。

料金請求画面の消し方は下記の説明を参考にしてください。

 

 

説明

ワンクリック詐欺サイトとは、「クリック(タップ)すると契約したことになる」という説明が事前に明示されていないのに、ウェブサイトにアクセスした際や、画像・動画を見ようとした際に画面全体に「入会手続きが終了したので会員費用として〇〇万円必要」という内容のメッセージを表示させるウェブサイトのことです。

このメッセージは、消してもすぐに「退会手続きをするためには未納金を支払う必要がある」「すぐに連絡をしたら減額する」等を繰り返し表示するようになっており、他の操作をできなくさせる悪質な仕掛けになっています。アダルトサイトや出会い系サイト、ゲーム攻略サイト、おもしろ動画サイトなど、画像や動画を提供するホームページに関連して寄せられることが多い相談です。

 

IPアドレス(203.0.113.0などの「 .」で4つに区切られた番号)や使用しているOS、ブラウザの種類等が表示されることはありますが、個人を特定するような情報はサイト管理者に通知されません。メールや電話で連絡を取ることで、かえって自分の個人情報を相手に知らせることになります。

 

相手に連絡してしまった場合、料金請求メールがたくさん届いたり、電話がかかってきたりする可能性が非常に高いので、メールアドレス変更や番号非通知の着信ブロック、不審な電話番号からの着信は無視するなどの対応も検討してください。

 

支払いについて不安な方は、お住まいの地域の消費生活センターに相談することをおすすめします。

 

また、パソコンやスマートフォンタブレットのいずれの機器でも、ブラウザ(インターネット閲覧ソフト)の履歴やキャッシュ(一時ファイル)等を削除することで、料金請求画面を消すことができる場合があります。

 

履歴やキャッシュを削除しても画面が消えない場合は、悪意のあるソフトウェアをインストールした可能性があります。「システムの復元」により数日前の状態や工場出荷状態に戻すことで、料金請求画面を消すことができることもありますが、この方法は保存されているデータが削除される可能性がありますので、事前に必要なデータのバックアップを取るなどし、自己責任において実施してください。

 

システムの復元方法・工場出荷状態に戻す方法については、製品の説明書を参考にするか、製造会社のサポートセンター等に確認してください。

 

このほかにも様々なインターネットトラブルが報告されています。先日あったFacebook個人情報流出の件などの場合は、自衛の術がないのでパスワードの使い回しはしないなどくらいしか、個人でできる対策はないなと思いました。