自由制作 第4回目

今日は「災害時のネット復旧までの周辺状況」について調べました。

 

 

私たちのチームは、「災害」をキーワードにしている訳ですが、どの媒体を使って何をするのかはまだ決めることが出来ていません。

 

というのも、災害時の状況をよく把握できていないというのが一因だと考えています。

ですので、今回は「災害時のネット環境、復旧までの環境」について調べて見ました。

 

 

 

今回の調査対象は「東日本大震災」です。

まず、震災直後10分程度は比較的ネットを使うことが出来たようです。

また、地域差はあるものの最大でも震災翌日まで使えたところもあるようです。約一日持った理由としては、携帯電話基地局の予備電源のバッテリーの分だそうです。

その後、繋がりにくくなり、復旧まで数日間使うことが出来なくなったようです。

 

電気の復旧までは、安否連絡や周辺状況の情報などを得ることができず、かなり混乱しているようでした。

このような状況の中、情報を得る手段の一つになったのは、「ラジオ」でした。

震災後すぐに開設された臨時災害放送局では、被災者の情報取得にかなり役に立ったようです。

 

参考にしたサイト

被災地で IT は役立ったか?(1) – 東日本大震災と情報、インターネット、Google

 

 

 

今回の調査で思ったこと

 

現代社会で自分が知りたい情報を瞬時に得ることが出来ない状況は、知りたいときに知りたい情報を瞬時に取得できる時代に生きる私たちにとって、不安や恐怖でしかないはずです。

 

ですので、一刻も早くそして、より多くの人に有益な情報を提供しなくてはなりません。

 

今回役に立った「ラジオ」ですが、情報を多くの人により早く正確に伝えるにはとてもいい手段です。

ですが、ラジオでは情報を取得しにくい人もいるかもしれません。

例えば、耳の聞こえにくい高齢者や聴覚障がい者、他にも耳からの情報を取得するのが苦手な人たちというのは、可視化されないだけで案外多くいるのではないのでしょうか。

そのような層の人たちにもより正確に情報を伝える手段として、ディスプレイで情報を流すというのも有効な手段ではないでしょうか。

文字のフォントサイズの変更や情報のジャンル分けを行うことでより多くの人が情報を取得できるようになるのではないでしょうか。

 

とここまで、思い付きで書いてみましたが、情報の精査やディスプレイの確保、電力の確保など課題は山積みだなと思いました。

 

明日からグループワークが始まるのでそろそろどんなものを作るか決めたいです。